
最近は金利上昇のニュースを目にする機会が増え、
「変動金利はもう危ないのでは?」
「固定にしておいた方がよかったのでは?」
と感じる人も多いと思います。も一度は
「フラット35にしておいて良かった」と思いました。
しかし、改めて
この8年間の実績と
今後のシミュレーションを整理してみると、
結論はとてもシンプルでした。
👉 2025年12月時点でも、変動金利はまだ“優勝”、大勝利
その理由をまとめます。
理由① この8年間、数字で見て圧勝だった
今回比較した条件はこちら。
- 借入額:2,500万円
- フラット35(団信込み):1.3%固定
- 変動金利:0.6%
- 期間:8年間
結果は、
- 月々の返済差:約 1.3万円
- 8年間の差額:約 120〜130万円
結果だけを見ると、完全に変動金利の勝ちでした。
理由② 逆転するには、変動金利が1.3%前後まで上がる必要がある
フラット35(実質1.3%固定)と同じ土俵に立つには、
- 変動金利が
平均で1.3〜1.4%程度まで上がる必要があります。
現在の変動金利(0.6〜0.7%台)から考えると、
まだかなり距離がある水準です。
理由③ その水準には「日銀政策金利1.1%超」が必要
住宅ローンの変動金利は、
日銀の政策金利の影響を強く受けます。
今回の検証では、
- 変動金利が1.3%付近になるには
👉 日銀政策金利が1.1%以上になる必要がある
という結論になりました。
しかし、
- 日本では ここ約30年、政策金利が1.1%を超えたことはない
- 仮に上がるとしても、
かなり時間をかけて段階的に上がる可能性が高い
という現実があります。
理由④ 逆転までには「時間的余裕」がある
仮に今後利上げが進んだとしても、
- 一気に金利が跳ね上がる可能性は低い
- 途中で
- 固定へ切り替える
- 繰上返済する
- リスクを下げる
といった 選択肢が取れる時間がある と考えられます。
「気づいたら手遅れ」という状況は、
現実的には起こりにくいと感じました。
それでも固定金利がダメ、という話ではない
ここまで読むと
「じゃあ固定金利は選ばない方がいいの?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
- 返済額が一生変わらない安心
- 金利ニュースを気にしなくていい生活
- 家計計画の立てやすさ
これらを重視する人にとって、
固定金利は 今でも十分に合理的な選択です。
まとめ
- 過去8年間の実績では
変動金利が大勝利 - 逆転するには
変動金利1.3%前後という高いハードルがある - そのためには
日銀政策金利1.1%超という、日本では稀な状況が必要 - 現時点(2025年12月)では
👉 変動金利がまだまだ優位
住宅ローンに「絶対の正解」はありません。
ただ、数字と現実を整理したうえで判断すれば、
金利ニュースに振り回されずに済みます。
今回のまとめが、
これから住宅ローンを考える方や、
今まさに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※なお、将来の金利動向は誰にも断定できないため、本記事は過去実績と現時点の条件をもとにした一つの考え方です。


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